「93.75%の確率で、10万円稼ぐ方法」って、まるで情報商材のようなタイトルですが(笑)、数学的な裏づけがあります(あるようにみえるだけですが)。
■取引1回目
どのような方法かというと、FXで、どの通貨でもいいですし、ショート(売り)でもロング(買い)でもいいので、とにかくポジションを持ってください。
※)ただし、自己資金10万円で、レバレッジ100倍(笑)
※)ここでは、わかりやすいように「ドル/円」で、「ロング」で書きます。
そして、「1円/ドル」分だけ、上がるか下がるかすれば決済してください。
※)つまり、上がれば「+10万円」で、下がれば「−10万円」ですよね。
もし、1円/ドルだけ上がれば、無事、「10万円ゲット」じゃないですか。つまり、取引1回目で、10万円儲かるわけです(ここで取引終了)。
でも、もし、下がって損すれば……取引2回目へ。
■取引2回目
次は、レバレッジはそのままで、自己資金だけを倍にして(つまり20万円)、先ほどと全く同じように取引をしてください。
もし、1円/ドルだけ上がれば、無事、「20万円ゲット」です。この儲けから、先ほどの「10万円の損(1回目の損)」をひけば、「10万円ゲット」です(ここで取引終了)。
でも、もし、また下がって損すれば……取引3回目へ。
■取引3回目
次も、レバレッジはそのままで、自己資金を更に倍にして(つまり40万円)、先ほどと全く同じように取引をしてください。
もし、1円/ドルだけ上がれば、無事、「40万円ゲット」です。先ほどの「10万円(1回目の損)+20万円(2回目の損)」をひけば、「10万円ゲット」です。つまり、取引3回目で、10万円儲かるわけですね(ここで取引終了)。
でも、もし、また下がって損すれば……取引4回目へ。
■取引4回目
次も、レバレッジはそのままで、自己資金を更に倍にして(つまり80万円)、先ほどと全く同じように取引をしてください。
もし、1円/ドルだけ上がれば、無事、「80万円ゲット」です。先ほどの「10万円(1回目の損)+20万円(2回目の損)+40万円の損(3回目の損)」をひけば、「10万円ゲット」です。つまり、取引4回目で、10万円儲かるわけですね(ここで取引終了)。
でも、もし、また下がって損することは……ほとんどありません。というのも、失敗する確率は、わずか「6.25%」だからです。
つまり、取引4回目で、無事、10万円ゲットできる確率は93.75%の確率」なのです。
※)しかも、取引4回まできても、必要な資金は、150万円!
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その理屈を書くと、このようになります。
為替は上がるか下がるかの確率2分の1です。
だから、失敗する確率は以下のようになります。
1回目に失敗する確率は、2分の1
2回目に失敗する確率は、2分の1
3回目に失敗する確率は、2分の1
4回目に失敗する確率は、2分の1
つまり、4回連続で失敗する確率は、2分の1を4回かけて、16分の1。
わずか「6.25%」です。
つまり、4回もすれば「93.75%の確率で成功」になるわけですね。
実際は、スプレッドや手数料があるので、理論値どおりにはなりませんが、高確率で成功しそうな雰囲気ですよね。
この話は以前、テレビで「競馬で確実に当てる方法」として紹介されていましたし、今日もテレビで「ルーレットで確実に勝てる方法」として紹介されていました。
有名な法則のようですね(マーチン・ゲールの法則というそうです)。
ただし――。
念のために書くと、そもそも確率とは無限大に近づくとそうなるだけという話です。
どういうことでしょうか。たとえば、コインを投げて表と裏のどちらがでるのかを考えてみます。
「表(もしくは裏)」になる確率は2分の1です。
だから、「表」「表」「表」と続くと、(上記の計算を利用して)次は、93.75%の確率で「裏」がでると思いきや、実際は「裏」がくるかどうかわかりません。
なぜなら、コインを無限大の回数、投げないと「表(もしくは裏)」がでる確率が2分の1にならないためです。
コレ、いわゆる、ギャンブラーの誤謬というやつです。
だから、この手法で投資しないでくださいね。
ちなみに、私は就職活動のとき、関西にいたくて、面接官(人事)に「配属は関西にしてください」と念を押したところ「99%、関西にしてやる!」といわれました。
が、気が付けば、勤務地は東京でした(笑)
2007年12月21日
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